試聴機が変わる     

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試聴機が店舗を変える

  CDショップでよく見かける試聴機は大きく分けて2種類ある。1つは複数のCDを試聴できる連奏式のプレイヤー、もう1つは国内で発売されている音楽200万楽曲を大容量サーバー経由で試聴できるデジタル試聴機。そのデジタル試聴機で台数シェアトップをひた走るリスニング・ポッドは、全作品の解説が画面に表示され、またCM曲などのタイアップ検索も出来るスグレもの。CDパッケージに印刷されたバーコードを試聴機のバーコード・リーダーにかざせば、瞬時に回線を通じて作品が特定され、収録されている全曲を45秒間ほど視聴できるというハイテク機器だ。しかしCDショップには何気なく立ち寄った人は意外に多く、特定の音楽を探しに来たのではない人には試聴したい曲が無いのでデジタル試聴機は遠い存在だとか…。その稼働率は22%程度とそう高くない統計結果が公表された。

【バイヤーさん必見の調査結果】 

  そのリスニング・ポッドの発売元であるブイシンクさんが行った2007年のデジタル試聴機に関する夏期調査によると、試聴機にPOPなどを取り付け新譜のオススメ度をアピールしたタイトルの試聴回数は、オススメPOPを掲示しない場合と比べて2倍~150倍という信じられないほど試聴回数の結果が出た。当然そのタイトルに関して、売れ行きはPOPを取り付けなかった店舗に比べ3倍~7倍の販売実績が確認され、試聴回数(稼動数)を平均7割程度押し上げるという結果を得た。また同時に試聴機の稼働率が10%程度向上したという。この結果で、来店客はオススメ作品を探しの来店が多いことが改めて確認され、メッセージを添えて試聴する環境を整えると良い結果を得られるということが実証された。新たな音楽を発見し楽しんでいただくには、これを何度も繰り返す作業が重要であり、お客様との信頼が深まるのは間違いない。