最新号 2008年 3月10日号

- BoA
BoAが、2月27日に6枚目のアルバム『THE FACE』をリリースする。先行シングル「be with you.」や「LOVE LETTER」などのバラード曲ももちろん収録されているが、全体的にはHIP HOP、R&B色が強い印象。強くて、パワフルで、カッコイイ。そんなBoAの魅力が存分に味わえる作品に仕上がった。
――今回のアルバムは、とにかく“カッコイイBoA”“強い女性であるBoA”が全面に出ている気がします。なんたって1曲目のタイトルから「AGGRESSIVE」だし。
「“攻撃”ですからね(笑)。この曲は、自分がレコーディングした時点より、マスタリングが終わったときに聴いたものが、すごく良くなっていたんですよ。アルバムの1曲目って、よくシングルだったりするじゃないですか。でも私は、そのマスタリングしたものを聴いた瞬間、この曲最高一番のお気に入り! って思った。しかも、BoAの曲ではあまりないエレクトリックな感じも、いい意味で聴いている人の予想を裏切るんじゃないかなって思ったので、1曲目に持ってきたんです・・・。 - 伊藤由奈
抜群の歌唱力と表現力豊かなヴォーカル・スタイルで瑞々しい輝きを放ち続けるシンガー、伊藤由奈。2008年は第一弾シングルとしてセリーヌ・ディオンとのコラボレーション曲「あなたがいる限り~A WORLD TO BELIEVE IN~」(au「Lismo」CMソング)をリリースした。コラボが実現したきっかけは、昨秋のセリーヌ・ディオン・トリビュート。この企画に参加した際、彼女は映画『タイタニック』のテーマソングとして広く知られる「MY HEART WILL GO ON」を選び、真正面からその名曲を歌い上げた。セリーヌはその深みのある歌声を耳にし、その後彼女が自分と同じように母国語圏外で活動していることを知る。フランス語圏で生まれ育ち英語圏で活動するセリーヌと、英語圏で生まれ育ち日本語圏で活動する伊藤。二人の分かちがたいシンパシーが奇跡のコラボレーションに繋がった、といってもよいかもしれない。東西の歌姫が破格のスケールで普遍の愛を歌い上げた競演は音楽ファンに鮮烈な印象を与え、今なお大きな反響を呼んでいる・・・。 - the brilliant green
2002年12月に4thアルバム『WINTER ALBUM』をリリース後、川瀬智子(Vo)、松井亮(G)、奥田俊作(B)のそれぞれがソロ活動を展開してきたthe brilliant green。デビュー10周年を迎えた昨夏、彼らは約5年ぶりに活動を再開した。昨春の川瀬のソロ・プロジェクト=Tommy heavenly6の全国ツアーに松田と奥田が参加した辺りから復活の予感は漂わせていたものの、実際本当に新曲を発表すると知ったときは、やはり期待せずにはいられなかった。そうして届けられた新曲「Stand By Me」から聴こえてきたのは、驚くほど“the brilliant green”然としたサウンドだった。アンニュイな空気を漂わせる川瀬の甘くけだるいヴォーカル。それを引き立てるメロウな旋律に骨太なロック・サウンド。今再びバンドと向き合い、「らしさ」をより深く追求した世界観。“これぞ the brilliant green!”と快哉をさけびたくなるような、そんな曲だった。その後も再始動第2弾シングル「Enemy」、今年に入ってからはTBS系アニメ『機動戦士ガンダム00』のオープニング・テーマとなった「Ash Like Snow」と、精力的にシングル・リリースを重ねている・・・。 - 一青窈
人は誰でもカギを一つは持っている。部屋の、自転車の、車の。カギをかけるのは自分の大切なものを守るため。それなら、目に見えない心のカギというのもきっと持っているはずだ。心のカギは、自分の内なる世界を守るため、それから、自分の世界と、自分以外の世界を隔てたドアを開けるためにあるのだと思う。なぜカギの話をしたかというと、一青窈のニュー・アルバムのタイトルが『Key』だから、である。この作品は、2005年11月にリリースされた前作『&』以来、約2年3ヶ月ぶりのオリジナル・アルバムとなる。今作はヒット・シングル「つないで手」「受け入れて」「「ただいま」」や、5月公開の映画『山桜』の主題歌「栞」などを織り交ぜつつ、“カギ”という言葉やそれにつながる想いを散りばめた、きわめてコンセプチュアルな作品として編まれている。タイトル曲でもある冒頭の「Key」は、彼女の凛とした歌声と、パーソナルな想いが普遍的なメッセージとなって広がるスポークン・ワードが繊細に交差した、めくるめくサウンドが繰り出され、一気に彼女の世界へと引き込まれる。そのほか全14曲のうち「幻月」「doorway」もスポークン・ワードのスタイルで、旧知のプロデューサー武部聡志が作り上げる柔らかなサウンドを背景に詩を披露し、作品のインタールードのような役割を果たしている・・・。 - SOFFet
最新シングル「東京ホタル」が大好評のSOFFetから届いた待望のニュー・アルバム『NEW STANDARD』は驚きのコラボレーションが満載だ。MONGOL800、SEAMO、KURO from HOME MADE 家族、DEPAPEPE、Full Of Harmony、GAKU-MC、Sunaga t experience( 須永辰緒)、wyolica、日之内エミ、Spinna B-ILLといった錚々たる面々をゲストに迎え、アイデアをふり絞って完成させた珠玉の楽曲たちがズラリと並ぶ。これまでとは違ったエッセンスもプラスされ、さらに音楽性の幅を広げた渾身作に仕上がっている。
――ニュー・アルバム『NEW STANDARD』は様々なアーティストたちが参加してますね。
GooF「3月でメジャーデビュー5周年ということで豪華なアルバムにしたくて、今までお世話になった人とか、好きなアーティストの方々に声をかけました。全員、自分たちが普段から連絡をとっている人にしか声をかけてなくて」 YoYo「5年間でいろんな人に出会ってきたんですけど、そういう人たちの協力を得て、豪華に5年間を飾れるようなアルバムになったらいいなということで、コラボレーションを依頼しました。そしたら、こんな豪華なメンツとやることができました・・・。 - ジャネット・ジャクソン
世にたくさんの大物アーティストがいるが、ファースト・ネーム だけで世界のどこでも通じてしまう人は実はとても少ない。やはり一番は「マイケル」だろうか。もしくは「スティーヴィー」? かつては「ジョン」や「マーヴィン」という人もいた。「プリンス」や「マドンナ」は、もともと本名の響きが特徴的なのでちょっと違うように思える。「ビヨンセ」は新世代のスターだけれど、認知という点ではファンの世代層が偏るだろう。「メアリー」はやはり“R&B、ソウルの”という前置きがあってほしい。そんなふうに考えていくと「ジャネット」という存在がとんでもなく大きなものだということがわかってくる。ジャネットは80年代の後半からずっと第一級のスターであり、R&Bやブラック・ミュージックという枠を超え、性別や年齢を問わずオーディエンスを魅了し続ける不世出の存在なのである。そのジャネットが2年ぶりのニュー・アルバム『ディシプリン』をいよいよリリースする。稀代のポップ・アイコンがここでどう動きだすのか、大きな注目を集めているところだ。前作の『トゥエンティ・イヤーズ・オールド』('06)はタイトル通り、ジャネットが歩んできた20年来の輝かしい活動の軌跡と経験を今へと反映させた充実作だった。ここでちょっと補足しておくと、彼女は『ヤング・ラブ』('82)と『ドリーム・ストリート』('84)で示した最初期の活動歴を事実上“封印”していている(だから“20年”なのだ)。ジャクソン・ファミリーの末っ子として育ったジャネットが、芸能活動をはじめたのは7歳のころ。歌を本格的に始めたのは82年からだ。これは父親の意向によるもので、まだティーンだったそのころのジャネットは相当な重圧を抱えて・・・。 - MEGARYU
昨夏ヒットしたサードアルバム『ジェット気流』の後、新曲が期待されていたMEGARYUが春本番のタイミングにミニ・アルバムをリリースする。このシーズンの空気にジャストに訴えてくる『歌にして贈る言葉』をはじめ、粒揃いの各曲について語ってくれた。
――本誌では今年初の登場ですね。年始は休めました?
RYU REX「それぞれ岐阜の地元で過ごしていた感じですね」 MEGA HORN「僕は高校のハンドボール部の仲間と飲んだりしたんですよ。そこに学校中から一目おかれてたとってもコワかった先輩がきてたんですが、実は僕がMEGARYUをやってることを知らずによく聴いてくれてたんです。それが僕なんだってわかった瞬間に、「お前だったのかー!」って、もうすっごく無邪気に喜んでくれて。これはホント嬉しかったです」
――先輩はとくにどの曲が好きだったんですか?
MEGA HORN「『Day by Day』と『夜空に咲く花』でした。先輩曰く、いままでラップ系の曲は聴けなかったんだけれど、日本語でメロディアスだしってベタ褒めで。後輩たちにも熱く語ってくれて」
――新曲の『歌にして贈る言葉』の世界にも重なってくる話ですね。
卒業シーズンにぴったりの曲ですし。 MEGA HORN「そうですね。今回はまず「出会い、別れ・・・。 - 安良城紅
安良城紅が3月5日に初めてのベスト・アルバム『Chapter one ~ complete collection~』をリリースする。デビュー以来の全てのシングル曲に新曲3曲をプラスした全16曲を収録。まさに“安良城紅ヒストリー”的な仕上がりだ。
――デビューして約4年で初めてのベスト・アルバムがリリースされることになりましたね。
「はい。でもベストというよりは、私としてはこのアルバムは安良城紅ヒストリーっていう気分なんですよ。だから、今までの安良城紅を聴いてもらえるのと同時に、ここからまた新しいスタートを切るための集大成として捉えてますね」
――シングルが全部収録されているし、どれもタイアップ付き。だから、誰が聴いても、この曲知ってる! って感じると思います。個人的には『Here alone』が、すごく印象的。ちょっとエキゾチックで、最初に聴いた瞬間からインパクトがありました。
「そうですね。どの曲にも思い入れはありますけど、私も『Here alone』は、とても好きです。ドラマのエンディング・テーマだったので、この曲で私のことを知ってくれた人も多いと思いますし」
――『黒革の手帖』ですよね。私もドラマ、めちゃめちゃ見ていました(笑)
「面白かったですよね! 私も、ずっと見てました(笑)。夜の世界の話だったので、ドラマのイメージとこの曲も、すごく合ってたと思います」
――だから『Here alone』はミステリアスな雰囲気がしますよね。でも、例えば『Miracle』は爽やかだし、ロックチューンの『THE POWER』は声も歌い方もパワフルでカッコイイ。曲のタイプも様々なら、紅さんのヴォーカルもバラエティに富んでるなぁって思いました・・・。 - 高杉さと美
デビュー曲「旅人」から同発の最新シングル「一緒に」まで、新曲9曲含む全14曲はタイアップ楽曲も多数収録!DVDには4曲Music Video に未公開ボーナス映像をフルボリュームで収録した豪華な1枚!昨年6月に映画『西遊記』のイメージソング「旅人」で華々しくデビューを果たし、新人としては異例のオリコンチャート初登場10位を獲得した破格の新人ヴォーカリスト、高杉さと美。その繊細で透明感あふれるヴォーカルと類まれなビジュアルは、一度触れたら忘れることができない、独特の世界観を持っている。2ndシングル「百恋歌/遠く離れても」、3rdシングル「雪星/そして僕は途方に暮れる」と立て続けにチャートを賑わせ、ベストヒット歌謡祭、日本レコード大賞、日本有線大賞と2007年の新人賞を軒並み制覇。多くの曲が映画やドラマ、CMなどに起用されていることもあいまって、デビューからわずか半年足らずで、その歌声は多くの人々の知るところとなった・・・。 - Superfly
昨年の11月8日、ギタリストでコンポーザーの多保孝一が表舞台から身を引くことを発表した。今後はソングライティングに専念し、裏方としてサポートはするがステージには立たない。つまり、Superfly=ヴォーカルの越智志帆のソロプロジェクトとなった。しかし、Superflyはバンドであり続ける。志帆ちゃんいわく「バンドサウンドにこだわっていきたいから」との理由でSuperflyの名義でやっていくことにしたそうだ。僕がデビュー直後の彼らにインタビューしたときも、多保くんは「演奏より曲を書いたりアレンジしたりする方が好き」と言っていた。なるべくしてなった結果なのかもしれない。そして、一人になったSuperflyが初めてリリースする曲。それがニューシングルの「愛をこめて花束を」だ。TBSのドラマ「エジソンの母」の主題歌として既にオンエアされているし、ラジオでも毎日ヘヴィローテーションで流れているこの曲。もう耳にした人も多いだろう。もともとこの曲は名曲中の名曲としてリリースが待たれていた曲だった。ライヴでは常に最後に演奏され、ファンには既にお馴染みのナンバーであり、リリース前にも関わらず、 Superflyの代表曲として受け止められていた。しかし、この曲はリリースにあたり、今の気持ちで歌詞を手直しし・・・。